こんにちは。けけ(@kekebl0g)です!
今回も読んだ本レビュー、やっていきます
今日紹介するのはこちら
タイトルは「知識ゼロでもわかる! お金のトリセツ」という本になります
- お金に関する内容が全体的に網羅された本であること
- 文章量が多いので、頭から読むのではなく、困ったときの辞典として活用
- ライフイベントにおける具体的な必要資金が把握できる
文章、図がこれでもかと詰め込まれているので、必要な情報はしっかりと書かれている印象でした
ですが、初心者さんの入門書としてはだいぶハードルが高いかも
有効な使い方は確実に存在するので、それを紹介していきたいと思います
「お金のトリセツ」のトリセツ
困ったときに開く辞書として使おう
この本を読んでみた感想としては・・・
「文字が見づらい」
この感想につきました。
確かに必要な情報は書かれており、具体性もあって再現はしやすい良い本です
だけど見ずらい・・・
ある程度小難しい金融本を見てきた私もちょっと挫けそうなくらいでした
ですが、この本の意図する使い方は辞書として使うことをなのでしょう
「著書」ではなく「監修」であったり、一番最後には逆引き辞典があったりと、いわゆる本としての体裁ではないように感じます。
レイアウトや逆引きができることなどからも、本として頭から読む想定ではないのかな?と感じます
「困ったときのお助け辞書」
これがこの本の賢い使い方なのかなと思います
項目ごとに分かれていて見やすい
文字は詰まっているので頭から読むと大変かも・・・
前の見出し内でもお伝えした通り、全体の構成が非常にわかりやすいのが特徴
色分けされていたり、分類分け(節税、結婚、出産etc…)など検索しやい形を意識しているようです
なので、何度も言いますが一番最初のページから読むような本ではありません
内容の丁寧さも相まって、非常に文字が細かく書かれています
疑問点を解消するときに1~2ページだけ読むのであれば、問題ナシ
ですが、金融のビギナー本としては向かないでしょう
内容の濃さでいうなら、FP3級程度の内容はあると思います
この本を読もうとする人に、活字嫌いの人も少ないとは思いますが注意してほしいところです
内容の具体性もアリ
結婚したときの口座管理や出産にかかる費用がきちんと書かれている
この手の本を読んでみて、あなたが必要とする情報は何でしょうか?
とにもかくにも、「具体的な金額」
これが大切なんじゃないかなと思うのです
トリセツを読んで、実際に行動しないといけません
どれだけの金額を貯めるのがいいのか
どれぐらい節約できると優等生なのか
これがわかる方が行動しやすいはずです
この点、インターネットなどでもすぐに調べることはできます
しかし、一冊にお金のことがまとまっていることは差別化になります
クリティカルなキーワードを知らなくとも、そのことについて本を開けば載っている
これがこの本を購入する良い点なのではないでしょうか?
おすすめ:お金に困ったときのお助けブックとして持っておく
年数を重ねるごとに制度は変わっていくけれど…
もちろん、時代を超えて使えるといった本ではありません
年数を重ねるごとに制度はかわり、政策の変更により必要な金額は変わります
現在では、妊娠~出産の公的費用負担を42万→50万に引き上げるなどが議論されています
この点はインターネットやその筋の専門家に勝てません
しかし、制度について調べようといった際の足がかりとしてはちょうどいい辞書になります
ぜひとも、手にとってお金の心配を減らしましょう!
本日はここまで。また次回お会いしましょう!
それでは!
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