心理的安全の考え方について60分でわかる!職場全体でつくっていくにはどうするか?

こんにちは。けけ(@kekebl0g)です!

今回も読んだ本のレビューしていきます!

あなたの職場は居心地がいいですか?

こんな問いかけをより具体的に言語化してくれる本です

今回紹介する本はこちら

タイトルは「60分でわかる! 心理的安全性 超入門」という本です

今回の記事を読んでいただくと、この本の以下のようなポイントが分かります

の記事を読んでわかること
  1. 心理的安全とは人間関係の良好さであること
  2. 心理的安全は職場全体で高めるものであること
  3. 高すぎても、低すぎてもいけないのでコントロールする必要があること

60分でわかるというタイトルがかいてあるとおり、かなりサクサクと読めます

その上、心理的安全というワードと実践について十分に理解することができます

内容はマネージャー、リーダークラスに向けた内容ですが

今回は一般社員(メンバー)クラスに何ができるか、という視点でも意見を述べていきます

この記事を読んで、あなたも今日から実践してみませんか?

心理的安全とは何か

自分の存在や意見が有効活用されている

心理的安全とはなんでしょうか?

考え方の重要性はわかっており、雰囲気で意識している人も多いでしょう

この本では「対人関係のリスクを安全であると思うこと」という説明をしています

良い人間関係と言ったらかなりあっさりですが、自分の意見を伝えても拒否されない環境と読み替えていいと考えています

そして心理的安全は、マネージャー・メンバー双方の協力によってつくり上げるものです

どちらか一方が他者理解を諦めると、つくり上げるのが難しくなってきます

表題にはチームをマネジメントする人におすすめと書いてありますが

実際には年数の浅いメンバー側が積極的に読んだ方が良い本のように感じました

「上司が自分を理解してくれない」

「職場で意見がしにくい」

「会社に貢献したいという気持ちがもてない」

これらを感じるのは新人から年数の若い人でしょう

上司がどんなことを考えているのか

自分が居場所を作るために、自分でできることはなにか

これらのエッセンスが60分で読めるとなれば、読んで見る価値があると思いませんか?

ここ最近ではFIREという早期退職の考え方がでてきました

これは自由な時間を作ろう、嫌な会社に縛られる時間をなくそうという考えから生まれたものです

逆にいえば、嫌な会社でなければFIREする必要はなくなるのかもしれません

仕事が嫌いになる要素は様々ですが

人間関係というのは必ず上位に入ってきます

仕事を好きになれる人間関係をつくるためにこの本を読んでみてください

心理的安全はイノベーションを作り出す

個人、組織両方によいイノベーションを生む

心理的安全が高まってくると良いことは他にもあります

それは、他者との会話を通して自己を振り返ることが増える点です

わたしたちが行動を変化させる場合には、自分の中で理由が必要ですよね?

他者との会話から自分の中で会話(=セルフトーク)をして、納得することで行動が変わります

つまり、他の人と安全に会話ができないことには個人の能力も伸びない可能性があるのです

「自分でしっかり振り返りを行うこと!」

このアドバイスを受けるとき、するときがありますね

これは能力を伸ばすという点において全く意味がありません

リーダーとして、部下やメンバーの能力を伸ばすには安心安全な対人関係を結ぶこと

その上で具体性のある適切なアドバイスをすることが大切なのです

自分で反省しなさい、というのは後進育成をサボっているのと同じであると考えましょう

みんなが安心して発言できる環境を整えて、アドバイスを受け入れやすい土壌を整える

個人の振り返りに頼り切らず、職場全体で人材育成を進めていきましょう

淡々と仕事をこなす人も安全を作っている

何もしていなさそうに見えることが私たちの自尊心を保っている

この本を読んでなるほどなと思ったところです

マネージャー、メンバーが心理的安全をつくることは紹介しました

それだけでなくメンバーとメンバーでも心理的安全をつくる必要があります

これは意図してつくっているものと、ひとによっては意図してつくっていないものがあります

よい人間関係を作ろうと努力する人は意図して心理的安全の構築に関わっています

しかし淡々と仕事をこなし、周りに関わらない人も心理的安全貢献している可能性があるのです

特別なスキルを持たず、仕事をしている人を見て

「わたしはああはならないぞ」

「なぜあの人は資格を取る勉強をしないのだろう」と考えることはありませんか

もちろんみんなプライベートがありますし、人の見えないところで勉強をしています

他人を批判するのは職場の雰囲気を悪くするのでマイナスな点です

しかし、私たちは比較しないと自分の立ち位置を確認できないことが多いです

何もしていないように「みえる」人がいることで、気持ち穏やかに働けているタイミングもあるでしょう

書類仕事をこなしてくれる人がいることで、自分の仕事が進んでいることがあるでしょう

仕事がスムーズに進んでいるのも心理的安全を高めるためのポイントです

職場にいる全ての人が、良い職場をつくることに役立っていることを気づかせてくれました

見えない縁の下の力持ち的な存在としてこれからも協力していきたいですね

心理的安全が高すぎても問題になる

業種やチームに合わせてコントロールする

心理的安全が高いということは、たくさんの良い影響があることがわかってもらえましたね

しかし、どんなことにもメリットデメリットがあります

心理的安全が高いということは、職場での意見が出やすいということでした

しかし、締める人(=マネージャーやリーダー)が業務工程の管理をしないと、業務に関係のない話が出てきやすかったり

色んな意見が出ても、最終案が決まらないなど良くない点が見えてきます

これらのデメリットを消すためには、マネージャーのきっちりした管理

また、あえて心理的安全を下げる行動を取れる人を配属する

業務に明確な期限や目標をつける

これらの対策を実施していく必要があります

細かいところまでかいてしまうと記事のボリュームが増えすぎるのでここまでです

この他にも、心理的安全のコントロール方法について多くの内容が書かれています

また、時間のない人は紙の本の右側だけを読むのも良いです

絵柄付きで簡潔にわかりやすく書いてあるので

どんな本なのか、読む必要があるのかも含めてざっくり分かると思います

この本の役に立つ点が少しでも皆さんに伝われば良いと思います

本日はここまで。また次回お会いしましょう!

それでは!

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