中級者向け?節約・節税で投資資金を作り上げる方法!

こんにちは。けけ(@kekebl0g)です!

この度、読書レビューを始めてみようと思います。

拙い文章ですが、少しでもの皆さんのためになればいいかなぁと思って書いていきますね。

みなさんは投資を始めていますか?

ここ最近はコロナショックが落ち着き、去年はコロナ景気で大盛り上がりでした。

かく言う私も10%ほどではありますが、株の評価額が上がっていてウキウキしました!

今年も暮れになりますが、振り返ると経済はパッとせず、物価は上がるし税金は増えそうだしと憂鬱な事ばかりでした。

そんな中でも投資を始めてみたい人、今現在初めている人に向けての本が目につきましたので紹介します。

この記事を読んでわかること
  1. この本の概要(どんな人向けなのか)
  2. 内容は中級者のチェックリスト的な本であること
  3. 初心者はこの本以外の本もしっかりと読むこと

先にお伝えしますが、やや変化球的な内容も含みます。

大筋は投資初心者に向けてはいますが、その実は中級者の細かいポイントをついたような内容も多いです。

ネガティブな内容が多くはなりますが、最近の投資ブームとおすすめに合わせて感想を書いていきたいと思います。

安心・安全・確実な投資とはどんなものか?

今回紹介するのは佐藤治彦さん著「安心・安全・確実な投資の教科書」です。

副題に「素人はボロ儲けを狙うのはおやめなさい」というコピーがあり、図書館で目に留まり借りてみました。

知識なく株式投資を行うと8割以上退場してしまうという環境です。

安心して株式に投資できる環境や知識を提供してもらえる本かな、という見立てで読んでみました。

2022年6月20日初版であり、ここ最近の投資の流れを抑えていそうと見て読んでみました。

初心者向けではあるが昨今の主流ではない

最初にお伝えした通り、全体を通して初心者に向けた内容を書いてはあります。

ですが、よーくよく中身を見てみると節税の方法がかなり簡素な説明であったり、NISAやiDecoについては別著に説明を譲るなどしています。

保険や住宅費を見直して必要最低限にしよう!と言ったところは良いのですが、税金控除のためだけに資金拘束のある保険を進めたりとあまり初心者に向けた内容ではありません。

読者層としては、初心者を抜けた中級者あたりの人が何か節税の抜けがないか確認する、ぐらいのレベルだと感じました。

税制度など理解が必要な内容が多い

節税部分についても、ある程度の税知識を持った上で保険活用・各種申請をしないと損したような気分になってしまうと思います。

そして節税知識を持った方ならかなり当たり前、初心者は節約して投資資金をつくる→早期投資の方が良い流れがあります。

この書籍のターゲットがなかなか分かりづらいというのが感想でした。

もちろんは節約のするべき項目(住居費や保険)は押さえています。

これから読んでも初心者の方は困りはしません。それどころか、なにも知らないのと比較したら雲泥の差が生まれると思います。

ですが、これよりも先に読むべき有名書籍もたくさんあります。

そちらをお勧め、もしくはこの本を読んだ後に他の投資本も必ず読んでほしいと思う私ではあります。

少額投資は値動きに慣れる意味合いで有用

書籍中に少額投資は損をする投資の仕方と説明をしている部分があります。

「300万貯めて100万運用せよ」という持論展開なので、そのように伝えるのも流れとしては理解できました。

ただ、少額投資の価値は投資をしている感覚を得る・値動きに慣れるということの方が大きいと考えます。

早期投資で自己資金を取引市場に晒すこと、これはいくらになってもストレスがあります。

まずは10万程度の無くなっても痛手にならない額から運用、自分が値動きに対してどのように感じるかを体験する。

それから100万運用でも良いのではないかと思うのです。

また、売り買いのタイミングが重要とありますが、明確なサインは何か本書では明記していません。

「安く買って高く売るこれができればお金持ちになれるよ。それは市場を見てればわかるよね」といった印象です。

これでは初めて読んだ初心者の方はピンとこずに終わってしまうと思います。100万運用して損して終わりになりかねません。

まずは最近の流れである積み立てNISA少額投資から初めて、資産運用とは何かを学んでいくのが王道です。

税知識のある中級者は読んでみてOKかも

最初の方に書いた通り、中級者が何か新しいインスピレーションはないか、やってないことはないか探すのには良いと思います。

何冊か投資本を読んだ初心者ぐらいだと、投資開始が遅れてしまいかねないのでおすすめはしません。

地域のプレミアム商品券を使うなどは、私もはっとした点ではあります。

デパート友の会なんてものもあるようですが、そもそも節約志向の方はデパートに行かないほうがいいと思うのは私だけなのか…?

そんなところで本書のレビューはここまで。

最近図書館で本を借りるのもいいなと思ってレビューしてみました。今後もやっていこうと思うのでよろしくお願いします。

それでは!

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