企業の価値を知り、低い株価で買うことが投資の全てである!~VE投資の大切な点は?~

こんにちは。けけ(@kekebl0g)です!

今回はエナフンさんの2冊目の著書「エナフン流 VE投資法~普通の人で株で1億円~」を紹介します

この記事を読んでわかること
  1. VE投資方は中小型株の分析に向いたツールであること
  2. 分析とあなたなりの考察がこの投資法のコツ
  3. 実際に投資をしてみるのが一番の勉強

前回の記事を読んでくれたあなたは投資を始めることができましたか?

前回の記事では、投資の情報との付き合い方をメインに書いていきました

今回紹介する本では、具体的な投資法である「VE(バリューエンジニアリング)投資」について解説しています

今回の記事を読むことで以下のことがわかります

3作目→2作目と紹介しているので内容かぶっている点もあります

しかし、今作は具体的手順についてわかりやすく解説されています

バリュー投資グロース投資のいいとこどりであるVE投資とはどんなものなのか

投資法をいくつも知っていることは必ず役に立つはずです

どんな考え方を基本としているのか一緒に学んでいきましょう

VE投資法はビジネス理論の流れを採用している

VEとは顧客が感じる満足感をバリューと捉えた方法論

まずはVE(バリュー・エンジニアリング)とはなにかを知る必要があります

これはビジネス理論の一つであり、顧客を中心とした製品開発の考え方です
(ゴリゴリのビジネスマンではないのでこの程度の理解でスミマセン・・・)

顧客が感じる価値は、販売したモノの機能費用(値段)が適切かどうかで決まるということです

あなたがほしい機能に対して相場より安く買うことができれば満足度はアップします

逆に比べて低機能な商品を同じだけのお金を払って購入したときは満足度はさがりますよね

これを株式投資にも当てはめて考えたのがVE投資となります

ここで大切な2つのポイントを紹介

①VEでは機能とコストにかかわる情報が全てであり、それ以外はノイズである

②VE投資では機能=本質的価値 コスト=株価−投資したお金 と考える

このポイントからあなたがわかることは1つ

この投資法において、企業の本質的価値を割り出す情報と株価にかかわる情報だけを集めるべきであるということです

つまりYAHOOファイナンスのコメント欄や、ツイッターで誰が何の株を買ったかは関係ないというコト

ここをわかった上で次のステップに進みましょう

本質的価値のある企業の探し方

キーワードから想像される割安成長株はどれ?

では、本質的価値のある企業はどうやって探せばいいのか

方法としては……

①指数でスクリーニングをかけていく

②キーワードを関連させて想像力から考え出す

今回はキーワードからの関連について、わたしの意見もプラスして書いていきます

このやり方は最初のキーワードを抽出することが大切

では、その抽出方法をどうするのか

本書では、店舗に足を運んでのが一つと解説しています

会社の業績や価値には世界情勢も関わるので、ニュースや新聞でよく見る単語を挙げのも良いようです

ともかく、あなたの脳へ情報をインプットして書き出すことがポイントです

最初のキーワードが一つでも見つかればマンダラチャートを使って関連キーワードを広げていきます

そんなニュースや店舗巡りに時間はかけられない!

私にキーワードをだす想像力なんてない!

あなたが想像を苦手とするなら「ラッコキーワード」は使えるかもしれません

このサイトでは、ネットで検索されているキーワードを集めています

「入力したキーワードと一緒に検索されているキーワードはどんなものなのか」

ブログのタイトルや検索キーワードのめやすサイトにつかうものです

今回のようなキーワード検索にはとても便利なので使ってみましょう

自分の考えつくキーワードを打ってみて、思考のきっかけにしてみる

この方法でキーワードに関連する企業を分析してみるというやり方です

どちらの方法でも、実際にやってみるとかなり体力を使います

このやり方が役立つのは、今回のコロナのような世界情勢が大きく揺れた時と解説しています

日頃から訓練していないと、暴落に巻き込まれてしまうだけです

想像力・情報収集力をつけるためキーワード抽出はいつでもやっておくのがおすすめです

わたしも実際に考えた銘柄を買って、ブログで経過報告してみたいと思います

大切なのはあなたなりの分析したEPS

自分の発想と分析を信じるコト

キーワードから企業の洗い出しが終わったら分析です

この企業には成長する要素や商品・サービスがあるのか

その企業が振り分けられているセクター(似ているモノやサービスを分類したもの)に成長する未来があるのか

意外に重要なのが取締役の人柄、意気込みだったりもします

自分がなにを大切にしたいか考えながら分析していきましょう

また、急成長する株は時価総額(会社の規模)が小さいこともあるのがポイントです

これは株価が割安である=時価総額が小さいという視点で考えます

時価総額が小さい分、有名企業よりも2〜10倍になる可能性があるわけです

割安成長株を探すときには、この視点からも考えてみるとよさそうですね

実際に買ってみないと勉強にはならない

1株だけでもいいので買ってみる

分析であなたなりの株を見つけることができました?

最後のステップは「実際にお金と時間をかけて参加してみる」になります

自分の考えたストーリー通りにいくのか

予定通りであればいくらになったら売り抜けるのか

株価が上振れ、下振れしたときに自分が考えていたタイミングで利益や損失の確定ができるか

そもそも想定外のことが起きることを考えていたか

色々なことに気づいて、振り返りをしながら投資とは何かを勉強していきましょう

情報収集のモチベーションにするためにも、必ず実際に投資をしましょう

そして実際にお金をいれると、どんなに少額でも株価のチェックをしたくなります

関連する情報を集めようという心理になります

ですが、最初に紹介した通り、株価のチェックだけでは足りません

株価が動く情報企業の価値を知るための情報を集めましょう

必要な情報と不要なノイズを区別することを意識していきましょう

まとめ:分析して売買することが一番の勉強だ!

ここ最近は1株売買もできる環境が整ってきました

1株売買(単元未満株ともいいます)は、売り買いのタイミングにラグが生じます

1日の初めと終わりにしか売り買いが成立しないなど、短期売買に向くようなシステムになっていません。

つまり長期投資で活用すべきシステムなのです

少額かつ長期投資に向いたシステムがあるなんて夢のようですよね

少額投資で株に対する意識を保っておく

「これは!」という株を見つけてリスクを取れる範囲で大口投資をしてみる

成功、失敗にかかわらず自分の振り返りをして経験を積んでいく

経験を通して、割安成長株投資がいいのか高配当株で地道に積み上げていくスタイルがいいのか気にいる方法を見つければいいのです

ですが、どんな投資家も全ての投資方法を活用しながら投資をしています

割安成長株の投資家も高配当やインデックス投資をしているということです

トライ&エラーをしながら大損を避けるコト

その中で大当たりを引けるように勉強するコト

これを意識していきましょう

最初はだれもが初心者で、大きく稼ぐことはできません

ですが、大人になってからの勉強は楽しいものです

成果がでていることを感じながら楽しくやっていきましょう

もちろん本業で給料をおろそかにせず、日々の倹約で種銭を作ることは忘れずに!

次回は高配当株に関する書籍をレビューします。

月18万の配当金があれば生活はどう変わるのか、どんなように投資をすればいいのかわかりやすく解説しています

かなり親しみやすいので個人的には好きな1冊です

本日はここまで。また次回お会いしましょう!

それでは!

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