こんにちは。けけ(@kekebl0g)です!
今回紹介する本は、20代のあなたに向けた人生について書いた本です
タイトルは「20代のための人生デザインの授業」という本になります
- 読み手の読解力が試される内容である
- 会社員・公務員になることは日本の優秀な社会保障を受けるということ
- 搾取される存在であることをわかった上で就職するべき
読み始めた目的は、表表紙のデザインがいい感じだったからです
半分冗談です
年齢的には少し外れているのですが、20代はどんなマインドセットを持つべきなのか
30代以降にも使えるマインドセットがないか探すために読んでみました
近年の働き方は多種多様です
勤め人として働くということはどういうことなのか
考えさせられる1冊です
一緒に勉強していきましょう!
使えるエッセンスを抽出する
最初に書いておきますが、かなり極端な人生を過ごした人の紹介の著書になります
海外で旅をされたり、仕事をしたり
その仕事場で成功したなど刺激的です
ですが、全ての人がそのような生活はできるとはいえません
既に家庭をお持ちの方は突然海外に行くなんてできません
どんなことにもチャレンジするというのが不向きな方もいるでしょう
ですが実際の経験をした方から、使えるエッセンスを取り出すことをできるのが読書の良いところです
人生これだけ振り切ったらここまでできる
どんな状況でも人間は成功できる
このようなメンタルを持つこともできると参考になる本です
読み進めながら、意見を書いていきます
社会保険料は税金であることを意識せよ
今後の会社員は肩身が狭くなる予想が立っている
会社員について、本書では
「搾取される存在である」
と書いています
最近の社会保険の費用が増えているのに合わせて、あなたの給料から出ていくお金は増えていきます
ためしにあなたの給料明細を取り出してみてください
特に、電子データで残っている人は過去の履歴も見ることができると思います
少しずつではありますが増えていませんでしょうか?
今後の日本を考えると、医療費削減は難しいのが現状です
特に高齢者に対する医療費は増えていくことが予想されています
「上がらない給料、増える負担」
こんな状況で会社員として働くことは果たして正解なのか
ここは十分に考えなければいけません
個人的な意見としては、会社員で働くことに意義はあると考えています
日本の社会保険料は上がり続けていますが、それに値するだけの社会保障はあります
医療保険や生命保険を契約しない、もしくは最低限にできるぐらいには優秀です
終身雇用が崩壊したと言われていますが、理由のない解雇に怯える必要はありません
解雇リスクを最低限に抑えたいなら公務員を目指す等々……
まだまだわたし達でリスクをコントロールできるレベルです
副業解禁の流れもあり、頑張ったら報われる賃金形態の恩恵を受けることができます
副業の継続の辛さはありますが、会社員の安定と保険を維持しながら挑戦ができます
皆保険制度のがなくなってしまうともいわれていますが、なくなるまでは最低限の保険に加入するだけでよいのです
また、高額療養費制度に加えて、各団体で独自の療養費制度を実施しているところもあります
また、私が実際に加入している団体の療養費制度を紹介します
わたしの場合、高額療養費制度を利用しても2万以上の支払いがある場合は、差額分を補填してくれます
実際に支払ったお金(おおよそ8~12万程度)-2万=加入団体から支払われる補填金
このように、会社員・公務員の保険には様々なメリットが残っています
各種制度を理解した上で、不要な保険に入らない
または解約して余ったお金は貯蓄や投資に回す
このような対策もできます
こういったところを分析すると、会社員も悪くないと思いませんか?
コンテンツビジネスを持つことを意識しよう
フロー型収入からストック型へ移行すると…?
会社員は労働時間、もしくは成果に応じた報酬を得る働き方です
これをフロー型収入と呼びます
フロー型収入は、働けば働くだけ報酬が得られる可能性があります
働いたあなたにも経験が蓄積され、一石二鳥のお金の稼ぎ方です
しかし、最大の弱点はあなたが働き続けなければいけないという点です
人それぞれ人生観があるので、働き続ける人生を否定されることはありません
仕事が生きがいだ!働かせてくれ!
仕事が楽しい・生きがいである人が仕事に尽くすことは、人生にとても張り合いがあると思います
ですが、自由な時間を過ごしたいとあなたが思うのであれば
フロー型収入ではなく、ストック型収入ができるように意識をしなければいけません
ブログ、YOUTUBE、kindle本出版etc…
あなたがクリエイターとなり、どんなに少額でもお金を稼いできてくれるコンテンツをもつ
これをストック型収入と呼びます
あなたが一番最初に手をかければお金を運んできてくれる
こんな収入源を持つことが、会社員で搾取されない方法です
働かなくても稼げるお金は心の安定剤です
いつ会社をやめたっていい
つづけたっていい
この選択肢を持てるようになることが、自由な生活への一歩目です
一つ前のところでも書きましたが、このような副業は大きな流れが来ています
会社員の手厚い健康保険制度を受けながら、コンテンツをじっくり育てることができるのです
いつの時代も「〇〇はもう稼げない」といわれます
ですが、稼ぐということは人の悩みを解決してあげるということです
人の悩みがあるところに稼ぎあり
これを意識してストック型のコンテンツを育てていきましょう
やや海外コンプレックスの強い文章が目立つ
本書のデメリットは内容の偏りがあること
わたしが本を読む時には内容について否定的にならないように、フラットな気持ちで読むようにしています
が、本書はインタビューを受けている方がかなり偏った考え方を持っているように感じました
かなり海外にコンプレックスを抱いているような文章です
本全体を通してインタビュー形式なので読みやすい部分もあります
しかし
「エリート以外は会社に就職する意味はない」
このようなインタビュー内容までありました
最近は大学生から企業をして独立を目指す
フリーランスや単発バイトで旅をしながら稼ぐ
様々なお金の稼ぎ方があります
働き方の多様化は良いことですし、様々な職業あっての社会です
直接的に会社員を否定している訳ではないですが、そう解釈してしまいそうな内容です
会社員、公務員で働くことは、社会保障を安く受けることができる大きなメリットがあります
クレジットカード発行やローンの審査合格
これらもなりたてのフリーランスでは難しい時代です
会社員で信用と保険を手軽にもらいながら、自分で売上が立てられるように努力をする
これが時流に乗った働き方なのではないでしょうか?
著者の意見ではなく、インタビュアーの意見である
無駄と思った経験がある日輝く
人生何が起こるかまったくわかりません
自分の趣味が仕事で役に立ったり
最近の流れであれば、趣味が副業になったり
様々な経験が合わさってあなたの人生をつくっていきます
一口に経験と行っても、不要と思っていた経験もあるはずです
人生は回り道をしながら、不要な経験をつむ
不要な経験が、いつかのタイミングで人生を変える起点になるかもしれない
こんなことがあるため、若い頃(特に20代)はどんな些細なことでも試していけと解説しています
生まれた瞬間から死ぬ直前までの時間を全て使っても、この世にある全てのイベントを体験することはできません
しかし自分か関われる範囲のイベントは、興味がなくても1回くらいチャレンジしてみても良いと思います
1回チャレンジしてみて、人間関係や体験そのものが面白くなければやめればいいのです
最初からやらないことと、とりあえずやってみる人には大きな差があります
どんなこともトライアンドエラーの精神を持っていきましょう
まとめ:あなたの立場、状況にあわせて内容をとりこもう
今回のように書籍の紹介をするときは、大体3周程度読んでみた後に記事を書いています
生存者バイアスのかかった文章ではありますので、この話し手がどんなマインドで生活をしてきたのか
内容が受け入れづらい部分もあり、かなり批難的になってしまいました
ですが、このインタビューの内容をそのまま実践すると
かなりの人があまり良い結果をだせなかったと思うはずです
どの部分を採用すれば、良いとこどりになれるのか
考えながら読めればいいかと思います
今ならkindle unlimitedに加入すれば無料で読むことができます
興味が湧いた方は加入して読んでみてください
スマホの読み上げ機能(1.5倍速)で40分程度の文章量ですので苦労はしません
あんまり役に立たなかったなと言っても、1時間しない程度の時間を失うだけです
少し目を通してみるのも良いと思います
あなたの読書センスを試してみてください
本日はここまで。また次回お会いしましょう!
それでは!
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