DUKE390 オイル交換備忘録 作業編

買ったもの

こんにちは。けけ(@kekebl0g)です!

それでは作業編です

の記事を読んでわかること
  1. DUKE390のオイル交換の方法がわかる
  2. Oリングの取付位置に迷わない!
  3. オイル交換で愛車がもっと好きになる!

準備編で必要なものは紹介しています

全体の作業時間はゆっくりやって1.5時間程度です

慣れてくれば1時間程度で終わる作業です!

それではやっていきましょう!

アンダーカバー取り外し

それでは作業開始です

DUKE390はオイル交換時にアンダーカバーを外す必要があります

ネジは2本×2種類です

アンダーカバー下面。8mmソケットで外れます。
アンダーカバー前面。六角レンチ4mm

やや触りづらい所にあるのでがんばります

カバーがとれた後は、内面が汚れてるのでパーツクリーナーで清掃

ネジは無くさないように、ケース内にひとまとめでの管理をおすすめします

とれたアンダーカバーがこちら

お店でオイル交換を頼むと、このカバー着脱で3000円程度上乗せになります

手間はかかりますが自分でやりたくなるお値段ですね

カバー取り外しが面倒であれば、外さずにオイルを垂れ流しにして高圧洗浄機で洗う方法もあります

オイルの温度が高すぎるとカバーが溶ける可能性があるので注意してください

自宅の庭かつ、高圧洗浄機があるようであれば手間が省けます

フィルター交換がある場合は、カバーを外さないといけなのでできないです

ドレンボルト+オイルスクリーン取り外し

お次は本題のオイル交換です

まず気をつけたいのは18mmソケットがあるかどうか

ないとドレンボルトが外せずに作業が滞ります

一般的なソケットセットにないので個別購入をしてください

メガネレンチ等で作業してなめてしまった時には作業終了になってしまいます

代わりのドレンボルトと、なめたボルト取り外し用の専用ソケットが必要になりますのでケチらないように

その日のうちに終わらない可能性大です

もしなめてしまった場合はレッドバロンに電話するとお取り寄せをしてくれます

ドレンボルトは車体を正面から見て右側にありますので、右側に作業スペースを取ります

右:ドレンボルトと左:オイルストレーナーボルト

ドレンボルトを外す時は下にオイルパックを準備してから外しましょう

ドレンボルトは18mmのソケットで外せます

ドレンボルトを外すと中にオイルスクリーンがあります

手で外せますので、外して洗浄してください

オイルストレーナーもパーツクリーナーで洗浄

オイルスクリーンには磁石がついており、鉄粉が吸着するようになっています

こちらはペーパーウエスで綺麗にとれます

バイクカスタムでドレンボルトを磁石付きに交換することがあります

DUKE390 についてはオイルスクリーンに同様の機構があるので必要なしです

オイルストレーナーボルトも外すとオイルが出てきます

オイルストレーナーボルトは13mmソケットで外せます。


ボルトにはOリングがありますので交換しましょう

こちらにもオイルスクリーンがあります

オイルキャッチャーも置くのを忘れずに

これがオイルストレーナーボルト側のフィルターです

パーツクリーナーで洗浄して乾かしておきましょう

ボルト取り付け、トルク管理

オイルが排出しきったところでそれぞれのボルトの取り付けになります

ドレンボルトは15N、オイルストレーナーボルトは12Nに合わせて締めます

取り付けの最初は手で軽く締めます

次にソケットレンチで軽く締めて、最後の仕上げでトルクレンチです

トルクレンチで仮締め~本締めをすべて行うと、レンチの内部機構が狂って正しいトルクがかかりません

また、プリセット式では規定トルクに達すると「カチッ」とクリック音がします

音がした所で、回すのを止めると正しいトルクがかかります

もう一度クリック音をさせたほうが良いという記事もありますが、オーバートルクになるのでやめましょう

オイルフィルター取り換え

ここまでお疲れさまです

記事としても半分を超えました。

もう少し頑張っていきましょう

お次はオイルフィルター交換です

場所はドレンボルトと逆になるので作業スペースを変えます

10mmのソケットで外れるボルトが2本あります

このフタはボルトを外しても勝手に取れません

はまっているので手で外しましょう

オイルフィルターは車体向かって左側です。

フタを外すとオイルが出てくるので、オイルパックを忘れずに置きます

10mmソケットで外れます
こちらも外すとオイルが流れてくるので気をつけて

このフィルターを外すのが手こずるため、変形させたゼムクリップで取り出す人が多いようです

ゼムグリップがなかったので細い六角レンチで代用しました
フィルターはオイル交換2回ごとに交換です

新しいフィルターを入れて終了ですが、いれる向きに注意して入れてください

フタをパーツクリーナーで洗浄し、Oリングを交換して取り付けです

Oリング取り付け時には、エンジンオイルを薄く塗ってあげてください

オイルを塗ることで密閉性が上がります

フィルター部フタのネジのトルクは10Nです

先ほどと同じように締めます

カスタムパーツでここのフタがありますので、取り替える方はこのタイミングです

エンジンオイル充填

作業も終盤になりました

最後はオイル充填になります

DUKE390のオイル規定量は1.7Lとなっています

フィルター交換もすると、フィルターがオイルを少し吸うので今回は1.75L程度にします

オイルの注ぎ口はこちら

オイルの注ぎ口はオイルフィルター側なので作業スペースは変わりません

フタを開けて規定量入れるだけです

注ぎ口がやや小さく、オイルを勢いよく入れると吹きこぼれます(二敗)

注ぐときはゆっくりといれましょう

水と同じ感覚で注がないように注意です

注ぎ口が狭いので気をつけて

規定量近くになったらオイルレベルを見ながら調整になります。

ここで前回紹介したドロップストップを使用します

バイク側に画像のように取り付けると、注ぎやすさがアップします

奥に入れすぎるとエンジン内に入ってしまうので気をつけてください

常識的に使用していれば問題はなさそうです

オイルですが、容量いっぱいに入れるとクラッチが滑りやすくなります

正常量下限あたりを狙って入れてください。

バイクのスタンドをたててオイル交換している方は、バイクをまっすぐにしてオイルレベルを見てください

こうしないとオイルが少なくなってしまったり、多く入ってしまったりします

リアスタンド使っている方は、そのままの状態でオイルレベルを見て大丈夫です。

ゆすると危ないので気をつけてください

またがるのはNGです

作業終了!お疲れさまでした!

オイルを入れ終わったら、こぼれたオイルを拭き上げて終了です

ブレーキやタイヤにオイルがついていると、大変な事故に繋がります

しっかりチェックしてください

あとはアンダーカバーの取り付け、周囲の片付けをして終了です

お疲れ様でした!

今回のまとめ

今回はDUKE390のオイル交換でした

長い記事でしたがお役に立てれば幸いです

Oリングの対応は以下の通りなのでご参考までにどうぞ

ドレンボルトOリング…KTM-08704
オイルフィルターOリング…KTM-08703
ストレーナーボルトOリング…KTM-08706

以上、作業編でした

ここまで見ていただきありがとうございました

それでは!

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